リビングに面したお庭。周囲は住宅に囲まれているため気になってしまい、お庭にでられることもなく、バイクや荷物を置くだけの空間になっていました。

周囲に配慮しながらも、リビングのカーテンをあけて開放的に過ごせるような空間にしたい、とのご相談でした。

また共働きのため、なるべく手間がかからない庭にしたい、とのご希望もございました。

リビングからつながる空間として気軽に利用できるよう、お部屋と同じ高さのタイルデッキをご提案しました。

タイルデッキの奥に、お部屋と向かい合う形でベンチを配置することで、リビングが外まで広がったように感じることができます。

ベンチの背もたれも兼ねて、花壇や壁をつくることで、周囲を気にせず、安心してくつろぐことができます。

明るく開放的な雰囲気を演出するため、ホワイトを基調とした空間をデザインしました。

アクセントとして、リビングで使用されていたウッド素材のデザインを取り入れることで、室内との一体感が生まれ、よりくつろげる空間になりました。

心地よい・くつろげる空間を演出するには、植物のグリーンは不可欠ですが、お手入れは最小限におさえたいもの。

ベンチと壁のちょっとした隙間に、植栽スペースを設けました。
ほんの小さなスペースですが、お部屋から眺めると、ちょうど目に入る高さになり、グリーンのある心地よさを楽しむことができます。

お仕事から戻られた後、夜の時間も楽しめるよう、ベンチの下に間接照明を取り入れてリラックスできる空間づくりを行いました。

夜は、ご夫婦でお酒を楽しまれるとの事。
忙しい日々の中、ちょっとした時間でもリビングのすぐ先で、開放的な気分でリラックスできる。そんな暮らし方ができる空間になりました。